社長インタビュートップ

三友エレクトリックの従業員数は、約160人。
決して大きくない会社ながら、幾つもの大手企業と共に、産業用電気機器の設計・製造を行っています。

強みを持っている製品の中で、皆さんの生活になじみの深い例をあげると、UPS(無停電電源装置)です。
これは停電などによって電力が断たれた場合でも電力を供給し続けるための電源装置で、
コンピュータが一瞬たりとも止まっては困るIT企業のデーターセンターや銀行のATMなどに多く使用されています。

現在では、当社の技術力が認められて、eコマース(ネットショッピングなどの電子商取引)の世界大手企業や国内外の有名な電気通信事業者などで使っていただいています。
ただ、納品先に対し守秘義務などがあるため、残念ながら名前を簡単にオモテには出せないのですが、聞けば誰もが知っている世界の名だたる大手企業ばかりです。

とはいえ、テレビや新聞で、あまり取り上げられることもない「三友エレクトリック」の名前。
どんな会社かピンと来る人は、地元・滋賀の出身者でも多くないかもしれません。
そこで今回は、代表取締役社長の杉島に、当ページの採用担当者が単独インタビューを実施。

これを読んでくださる方々に向けて、「何を大事にしているのか」「どんな人が必要とされているのか」を、(そして「どんなスケールの仕事をしているのか」──語れる範囲での事業内容と魅力を)聞いていきたいと思います。

大手企業の戦略パートナーとして、共に事業をつくれる存在に

-社長に就任されたのが、2010年でした。この9年近くで、たくさんの変化が会社にも起きたなと感じていますが、改めて社長として意識されてきたことを聞かせてください。-

事業として取り組んだのは、シンプルに「やっていた仕事を伸ばした」ことと、「やっていなかった仕事を、やらせてもらえるようにしてきた」ことの2つですね。
その中で特に、“うちじゃなきゃできない”、あるいは“うちだから信頼して任せてもらえる”部分に力を入れました。

これは本当の声なんですが、お客さまも「もう三友さん抜きで、うちの事業は考えられません」と。
大企業の協力会社というポジションですが、下請けというより、事業パートナーとして一緒に戦略を立てさせてもらえるようになったのは、大きい変化かなと思います。

-多くの人が知る製品や、グローバルサービスにも関わるようになってきました。ここで具体的に明かせないのが残念なくらいですが…。

本当にそう。
例えばUPSは、サーバなどが急な停電で止まらないようにする予備電源です。つまり皆さんが日々当たり前に接する情報サービスに、欠かせないアイテムといえます。

他にも、情報機器や産業ロボットなどいろいろありますが、詳しく言えないのは仕方ないですね。
最先端のものが多い中で、お客さまの秘密を守ることが重要ですから。ただ一つ言えるのは、求めれるクオリティも最先端です。
そのためには多くの技術開発や、安定した品質管理が求められます。

私が就任したあと、「任せて安心、笑顔の三友エレクトリック」というキャッチフレーズをつけたのですが、
これは設計から出荷までの品質、秘密保持など、すべてを含めての「任せて安心」だと思っています。

-「任せて安心」は、私たちにもよく言われますよね。

そう、お客さまに対してもですが、経営者が社員に「任せて安心」な会社にもしていこうとしています。
もちろん、今でもまだ私から口うるさく言うことはありますけど(笑)、本当はもっともっと皆に任せていきたい。

そのために、「自分たちは何をやっていくのか」「会社はどこを向いていくのか」を細かく言語化して、口で伝えたり、紙に書いたりしてきましたから。
まだ道半ばですが、ある程度までは浸透してきたのかなと思っていますね。

-私たち現場に任せてくれる基準って、お聞きしてもいいですか?

実際に厳しく言っているのは、やはり経営にインパクトを与えてしまうもの。
逆に、時間がかかってもいいもの、改善を繰り返していけるものは、かなり現場やその上司に任せているつもりです。
このインタビュー企画も、一切口は出してませんし(笑)。
だからこそ、特に若手社員と、その先輩やマネージャーのコミュニケーションにはもっといい仕組みをつくりたいなと。
今、三友エレクトリックもかなり若い世代が増えています。彼らが自らやりがいをもって行動し、任せられる人材になること。
これが、私たちのひとつのゴールですから。

-では、具体的に「今後こんな人に入ってもらいたいな」と思っていることはありますか?

正直に言うと、元気で、“リーダーになりたい”という意思がある人が欲しい。
私がいなくなっても会社は続くわけですし、未来の会社で中核になれる人材は絶対に必要です。

お客様のご担当がトップクラスの大学院卒などといった方も多く、「技術では負けないぞ」という信念を持ち、対応できる力も求められます。

-「大企業だと自分のやりたいことができない」と言って来てくれる人もいます。これって、例えばサッカーで「自分がトップチームのベンチを温め続ける状態だ」と分かったとき、それをどう考えるかってことですよね。

そう、仮にNo.1のチームでなくても、エースとして活躍できる場所は他にある。
大企業で、自分のやりたい場所で本当にやりたいことを実現させられるのは、実はほんの一握りの人かもしれません。
TBSドラマの「下町ロケット」(池井戸潤 原作)を見ていた人は「佃製作所」を思い出してください。
一流のビジネスパーソンたちと対峙して働く…しかも、自分がやりたいことを提案できる、任せられる。
そんな環境があるのは、うちの大きな魅力なんだと思っています。

─ 最後に、そういった次世代の人たちに向けてメッセージをお願いします。

私たちの仕事は、この滋賀・米原の地にいながら、アメリカや中国、インドなどとすでに結びついています。
世界がどう動くか、確かなことは言えませんが、例えば今後5Gの時代になれば、車すらもインターネットに繋がっていきます。
また、人手不足が進むので、産業ロボットなども増えていかざるをえません。
三友エレクトリックであれば、そうした“社会・産業インフラ”の一部を担っていくことができます。
これは社員に聞いても分かりますが、非常にやりがいを感じられる仕事なんですね。

それと先ほど、任せるマネジメントにしたいと言いました。
ですが、うちにはすでに、社長が「お客さまにそのまま自慢できる」社員を育ててくれるマネージャーもたくさんいます。
これは、部下にとっても、いい上司や先輩がいるってことだと思いませんか?

─ 社長から見て、若手もマネージャーも、年代問わず育ってきてる…ってことでしょうか?

実際、本当に自慢してますからね。
だからこそ、彼らのもとで成長してくれる“未来のリーダーたち”に、私はお会いしたい。それができれば、すごく嬉しいです。

三友エレクトリックは、今後も世界を相手にしながら成長を目指す会社。
そうあるためにも、仕事を通して当社で働く一人ひとりの社員が、
プロフェッショナルとしても、人としても、大きく力をつけ成長してくれることを期待しています。