社員インタビュー_03
板金課 リーダー
冨田康史
「アイデアと柔軟な段取りで作業をスムーズに」
■板金課
技術課が作成した設計図を元に、実際に「ものづくり」を行い、現場でのやりがいをダイレクトに感じることのできるお仕事です。
技術力はもちろんのこと、材料の材質や、気温などの環境にも考慮しながら、さまざまな専門知識とアイデアを活かし、新しい商品や新しい技術を世に送り出していく創造的な魅力に富んだ仕事です。
課内では「板金」と「塗装」に分かれ、それぞれのプロフェッショナルが日々技術を鍛錬しています。
■ 逆算と段取りでスムーズな工程に
ものづくりが好きで前職でも製造業をしていました。
高校のときから「これはどうやって作っているのだろう?」と思って、何かとバラしてみたり、免許をとってから自分で車をさわってみたりして、ものづくりというものに漠然とですが、興味をもっていました。
板金課は、技術課からいただいた設計図面を正確に再現するという仕事で、それを確実に行えることが求められます。
私は管理を担当しておりますので、それがスムーズにいくように逆算して段取りを立て、作業している皆さんをフォローする仕事をしています。
作業している皆さんが仕事をやりにくくしていないかに注視して、よどみがあればスムーズにいくように段取りを変えて、ゴールへ近づけていく感じですね。
より良く、より早くできるように、固定概念に捉われず、臨機応変に行動します。
1回目は時間がかかっていたものが、2回目で時間を短縮できた!ということが、目に見えて結果が出ると、楽しいですよ!
■ アイデアを形にできる環境で、仕事をよりスムーズに
仕事をスムーズに進めるために、やりたいことを会社に伝えると「じゃあやってみよう」と、会社がサポートしてくれるのでありがたいです!
自分のなかで「もっと良くなったのに…」と思わずに、「自分はここまではできた、ここまでやったけど、できなかった」という結果まで追えるようになりました。
納得して仕事ができるようになったのは、この会社にきて良かったなって思う瞬間ですね。
私はアイデアが浮かびやすいので、意見をちゃんと聞いていただけるということと、会社がしっかりサポートしてくれるということが嬉しいです。
■ デジタル化推進で現場を働きやすくする
今、力を入れていることは、板金課におけるデジタル化です。
例えば部品の管理ですが、今までは問い合わせがあるたびに、工場内を探しに行っていまして、時間もかかり大変でした。
ですが、今は部品ごとにバーコードがつけてあるので、それをシステムで検索すれば、どの工程にあるか、分かるようになりました。
今は、そこから少し発展させて、部品を完成させたときも、どの棚に置いてあるか分かるような管理も始めました。
これからは、これまで目で探していた部品の管理や手で書いた日報もデジタルで管理して、働いている皆さんが楽になるようにしたいですね!
ですからデジタル化の勉強も頑張りたいと思っています。
■ より良いものをつくる楽しみ
製造業といっても、作っているのは「人」です。
人が作っている以上、気持ちが商品の出来に現れているように感じます。
いかに気持ち良く仕事をしていただけるかを考えて、職場の方と日々コミュニケーションを取るように心がけています。
初めての製品をつくる時は、「どうやって作っていけばいいのか」作業している方も、ちがう部署の方も、皆さんで一緒に考えながら作ります。
部署をまたいで聞いてまわるので、コミュニケーションを丁寧に取るようにします。
色んな人と「こうですかね?」「この方がいいですね」とか、話し合うときはワクワクしますね!
試行錯誤しながら、ひとつひとつの工程をわたして出来上がったとき、「良いものができた!」と思うこの瞬間が気持ち良いです!
■ 漠然とした不安を重く受け止めないで
就活をしていた頃を振り返ると、なんとも言えない漠然とした不安みたいなものがあったと思います。
「働いてみたらどんな感じだろう?」「やっていけるかな?」とか、色々考えて不安になってしまいますよね。
それでも仕事を始めてみたら、「先輩が助けてくれたりして、少しずつ不安がなくなっていきました。
就活中、そして仕事の最初の頃は、心配事がたくさんあるかもしれないですが、入ってからなんとかなりますから、あまり重く受け止めないでくださいね。